誰しも遭遇する「編集した内容が反映されない」件
ホームページを編集したり、ブログやお知らせを公開した際に、サイトに反映されないという現象に遭遇することは誰しも一度はあるかと思います。この現象の主な原因はキャッシュであり、キャッシュを適切に管理することで対策が可能です。
WordPressではキャッシュ管理のために様々なプラグインが開発されています。
数あるキャッシュプラグインの中で弊社が導入しているのはCache Enablerです。
Cache Enablerは設定がシンプルで導入しやすく、使い勝手も良いことから採用しておりますが、このプラグインは少し設定をカスタマイズすることでよりよく使用できます。
この記事ではCache Enablerのおすすめの設定方法を説明いたします。
Cache Enablerのおすすめ設定
画像はクリックで拡大できます
結論をいいますと上記の画像の通りの設定になります。
まずはWordPressのダッシュボード→設定→Cache Enablerから設定画面を開きます。
①「Cached pages expire 72 hours after being created.」の項目にチェックを入れます。
この項目では何時間ごとにキャッシュを消去するかを設定可能です。
私は72時間(=3日間)に設定しています。キャッシュの保持期間を短くしすぎてもプラグインを導入した意味がなくなります(キャッシュを使わずサイトを読み込むと表示スピードが落ちる)ので72時間にしていますが、サイトの運用に応じて適宜変更してください。
②「Clear the site cache if any post type has been published, updated, or trashed (instead of the post cache).」の項目にチェックを入れます。
この項目ではブログやお知らせを公開した際にキャッシュを消去するかを設定可能です。
WordPressでブログなどを頻繁に更新する方にはおすすめの設定です、これにチェックを入れておけば、お客様から「ブログが見れない」というような問い合わせは減るかと思われます。
上記の①と②が完了したら画面下にある「Save Changes and Clear Site Cache」をクリックして設定完了です。
Cache Enablerの設定は以上です。
なお、キャッシュの消去は手動でも可能です、サイト右上に表示されている「Clear Site Cache」を押してください。